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トップページ 導入事例 GAP 記録に残すことで、比較・検討・提出書類作成が楽に。結果、JGAP認証を取得しました。

記録に残すことで、比較・検討・提出書類作成が楽に。
結果、JGAP認証を取得しました。

アグリノートとの出会いが圃場の管理を変えた。

アグリノートとそうえん農場様の出会いは遡ること6年前。以来アグリノート開発モニターとしてご協力をいただいています。アグリノートを使い始めた翌年の2012年3月には、アグリノートで記録したデータを使いJGAPの申請にチャレンジ。新潟県新発田地区で初めて認可を取得されました。さらに2013年には長男の聡郎さんがJGAP指導員資格を取得するなど、多岐にわたり精力的に活動されています。
そうえん農場 スタッフの皆さん

下條壮市さん(左から二人目)。長男の聡郎さんはJGAP指導員資格を有する(一番右)

アグリノートを使う最大のメリットは、勘と経験に加えて記録に基づいた議論ができることです。

– アグリノートをご利用いただいて早6年が経ちました。継続して使用していただいての感触をお聞かせください。

「過去のデータを元に、圃場ごとの地力対策を立てられるのは便利です。米の栽培でアグリノートを使用していると、圃場ごとの生育の違いを感じます。育ちの良い場所と悪い場所がはっきりわかる。作業者ごとに管理圃場を分けているので、アグリノートに記録した肥料の量などから圃場ごとの地力の違いについて議論することがあります。勘と経験に加えて記録に基づいた議論ができるのは重要だと思います。」

– PDCAサイクルの導入にもつながっていると伺いました。

「年の初めに年間の作目予定と予算作成を行い、それに合わせて作業スケジュールを立てます。実際の作業時には、必ず最終確認として昨年の作業内容と今年の作業内容のすりあわせをしてから実行しています。計画を立ててそれを実行し、結果を評価したら次に向けた議論をして、改善する。このPDCA サイクルを繰り返して品質の向上を目指します。計画と結果の評価によって、次年度の計画は変わります。農業も一般事業者と同じですね。」

これがあれば取れる!使いはじめたときから、
JGAP認証を視野に入れていました。

– JGAP認証を意識された理由をお聞かせください。

下條さん
「いろいろありますよ。まず圃場ごとに収量がまちまちなことから圃場と農薬の管理に疑問を感じました。長男が就農したというのもあります。考え方も違いますし、農場としての決まりがなかったので、日々の作業が気分次第なこともありましたから。あとは年々農場の規模が大きくなって、目が届きにくくなったというのもあります。JGAPは、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証ですから、認証取得に向けた取り組みを通じて、さまざまな課題を解消できればと考えました。」

– JGAP認証の申請の際、アグリノートをどのように活用いただきましたか。

JGAP認証書
「実はアグリノートモニターに参加した時から、これがあればJGAP認証が取得できると考えていたんです。申請の際に一番のハードルだった《圃場ごとの作業記録まとめ》は、アグリノートを使うことで解決できました。」

– JGAP認証取得への取り組みを通じて、また認証取得後にはどのような変化がありましたか。

「農場運営におけるルールができました。誰が作業してもルールに沿ったものになります。これにより農場の安全性が高まり、作業がスムーズに行えるようになります。作業者同士の情報共有もできるようになりました。農場の質が向上することで出荷先からの信頼性も増したと感じています。」

– 農場の信頼度の向上を感じられたのは大きいですね。

「認証取得後、今まで取引のなかった米卸業者から買い付けがきました。JGAPのホームページに認証取得者(団体)の一覧が表示されているので、それを確認してのご連絡だったと思います。”認証を取得した”・”更新している”ということは、生産工程・管理工程の信頼性が高いことの証明になります。手間や労力を費やしても、取得するメリットはあると思いますね。」

圃場ごとの作業ノウハウは、次世代への大切な宝物です。いずれ事業継承に役立ってくれると思います。

– アグリノートへのご意見・要望などをお聞かせください。

「2011年から付けている作業記録はうちの宝物です。今後息子が事業を継承するとき、必ず役に立つと思います。」

– 機能面でのご意見・ご要望はありますか。

「アグリノートで発行する二次元バーコードを活用していますが、インターネット通販などの個人販売にはとても有効なツールだと思います。消費者が求める「安全・安心」を直接提示できる、要望する人が直に情報を閲覧することができる、という点で販売への影響力は高い。ただ、バーコードを通して得られる情報が、消費者にとってすべて必要なのかどうかは悩みどころです。生産履歴の「見せ方」はとても重要ですが、どのように提示したらより消費者に分かりやすく伝えることができるのか、もう少し工夫が必要だと思いますね。」