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株式会社東北銀行との業務提携について

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 ウォーターセル株式会社(新潟県新潟市、代表取締役社長:渡辺 拓也、以下ウォーターセル)は、株式会社東北銀行(岩手県盛岡市、取締役頭取:佐藤 健志、以下東北銀行)と業務提携を開始しましたので、お知らせいたします。

 

提携内容1. 「アグリノート」で農業経営効率化を支援

 東北銀行は、「地域金融機関として地域社会の発展に尽くし共に栄える」をコアバリュー(経営理念)に、“地域力の向上”をパーパス(存在意義)として定め、地域の発展に貢献しています。

 農業は東北地域の基幹産業ですが、少子高齢化、労働力不足を背景に、農業現場は大規模化への対応や次世代へのノウハウの継承といった課題を抱えています。

  ウォーターセルが開発・提供する「アグリノート」は、パソコンやスマートフォンを用いて農業の生産活動をデジタルに記録できる営農支援ツールです。スタッフ間の情報共有を容易にすることで農作業や圃場管理の効率化を可能とするほか、航空写真をベースにした圃場マップに生産活動の記録を紐づけることで農場全体の作業進捗を可視化することもできます。多くの農業者に利用されており、全国の利用組織数は22,000を超えています。

 ウォーターセルは、東北銀行と連携し、「アグリノート」の普及を通じて、生産者の皆様の経営効率化を支援します。

《「アグリノート」の活用で実現できること》

● 航空写真を使った農場地図を作成、圃場把握や作業指示に活用
● 栽培計画を作成、予実管理や農薬使用履歴の管理に活用
● 農作業や生育状態を記録し、進捗管理やノウハウの蓄積に活用
● 日々の記録から原価や売上を自動集計し、評価や計画立案に活用
● 記録データをGAP認証取得やカーボンクレジットの申請に活用

提携内容2. 「アグリノート米市場」で稲作生産者の経営安定化に貢献

 稲作生産者は、資材価格の高騰や、多様化する需要への対応などの経営課題を抱えています。「まず生産し、収穫した米を販売時の相場の価格で売る」プロダクト・アウト型の商慣習が主流ですが、経営の安定化に向けて、栽培開始前に銘柄・価格・数量などの条件を取り決め、「実需の求める米を計画的に生産する」マーケット・イン型の事前契約の促進が求められています。

 「アグリノート米市場」は、稲作生産者と米卸業者・実需をインターネットでマッチングするサービスです。播種前から収穫前までの現物がない時期の「事前契約」、収穫後の「現物契約」、さらに「複数年契約」のマッチングができる場を年間を通じて提供しています。稲作生産者は、価格決定タイミングを分散して相場変動のリスクを低減することや、需要にあった生産を行う機会を得ることが容易に実現できます。多くの売り手と買い手に利用されており、稲作生産者の登録数は1,700を超え、また、買い手企業の登録数は46社となっています。

 ウォーターセルは、東北銀行と連携し、「アグリノート米市場」の普及を通じて、稲作生産者の経営安定化を支援します。

《「アグリノート米市場」の活用で実現できること》

● 時間・場所を問わず簡単にアクセスでき、買い手探しの手間を軽減
● 需要動向を熟知した買い手が買取オファーを登録する仕組みで、“売れる米を共に作る”を実現
● 成約後の納品から入金までの業務も一元管理
● GAP認証や環境に配慮した生産への取り組みなどを買い手にアピールすることが可能

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《株式会社東北銀行 企業情報》

会社名株式会社東北銀行
所在地岩手県盛岡市内丸3番1号
代表者取締役頭取 佐藤 健志
設立1950年11月
事業内容銀行業
ホームページhttps://www.tohoku-bank.co.jp/

 


 

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