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【令和7年度J-クレジット】中干し延長に取り組む方を大募集!

お知らせ

昨今、地球温暖化への対策など環境への配慮が注目されています。
こうした中で、令和5年度に「水稲栽培の中干し期間の延長による温室効果ガスの削減量をクレジット化する取り組み(J-クレジット)」がスタートしました。当社が業務連携している3社(GreenCarbon株式会社、 株式会社フェイガー、三菱商事株式会社)のクレジット申請・販売事業者に限っても、クレジット創出量は令和5年度から令和6年度にかけて、10倍以上拡大する見通し(参考※1)となっています。

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この度当社では、令和7年度J-クレジット申請を希望される水稲生産者様の募集を開始しました。
ご希望の方は、こちらのページ最後のお申込みフォームよりご登録ください。

J-クレジット制度とは

温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「J-クレジット」の創出として国が認証する制度です。
2023年3月から、「水稲栽培における中干し期間の延長」による温室効果ガス(メタンガス)削減に取り組むと、地球温暖化対策への貢献として「J-クレジット」という形で追加収入を得られるようになりました。

※J-クレジット制度全般の詳細はこちら(J-クレジット制度ウェブサイト)をご確認ください。
※「水稲栽培による中干し期間の延長」の詳細はこちら〔農林水産省 PDF資料(令和6年7月)〕をご確認ください。


※出典:J-クレジット制度ウェブサイト

取り組みのメリット

地球温暖化対策に貢献できます!
国が正式に効果を認めた方法で温室効果ガスの排出削減に取り組めます。

追加収入を受け取れます!
水稲栽培における中干し期間の延長によって、J-クレジットが創出された場合、生産者さまは追加収入を受け取ることができます。
※環境保全型農業直接支払交付金を受給されている方も申請可能です。

初期費用はありません!
J-クレジット申請に必要な審査費用(100~200万円)は、後述のカーボンクレジット申請・販売事業者の負担となります。
※J-クレジットが創出された場合、事業者から生産者さまに入金されます。

ご入金額
= J-クレジットの販売価格(創出金額) - クレジット申請・販売事業者の手数料(創出金額の20~30%)

※新たにアグリノートを有料プランでご利用いただく場合、別途利用料がかかります。
※クレジット申請・販売事業者ごとに、算出方法・手数料率は異なります。こちらのページ最後のお申込みフォームよりご登録いただいた方限定で、具体的な比較情報をお送りいたします。

栽培期間の取り組みから収入受け取りまでの流れ

※提出物の締切時期、入金時期はカーボンクレジット申請・販売事業者により異なります。

取り組み生産者様の声

北海道 ユナイテッド様(取組面積:40ha)

中干しの生育・品質への影響は?
今まで中干し日数0日でしたが、中干しをしたことによって土中のガスが抜けて根が元気になったように感じました。稲が青々として活力がみなぎるような感じがありました。品質については良い効果の方があったような印象です。

クレジットの創出金額は?
120万円 +(販売額に応じたボーナス分)
※こちらから申請・販売手数料を差し引いた額がご入金額となります

 

茨城県 いずみファーム様(取組面積:40ha)

中干しの生育・品質への影響は?
昨年からの取り組みで比較対象がないのでなんとも言えないですが、、、中干し延長する前と収量は変わりませんでした。
今年改めて取り組んでみて、昨年と比べてどうだったのか評価をしていきたいと思っています。今後の気候もどうなるのか分かりませんが、稲の様子を見ながら中干し延長は継続して実施していきたいと思います。

クレジットの創出金額は?
40万円 +(販売額に応じたボーナス分)
※こちらから申請・販売手数料を差し引いた額がご入金額となります

参加方法と取り組み内容

(1)お申し込み(このページ)
・ 後述の「カーボンクレジット申請・販売事業者3社のご紹介」をご覧いただき、J-クレジットの申請・販売業務を行うカーボンクレジット申請・販売事業者(以下、事業者)3社の中から1社をお選びください。
・お申込みいただいた方限定で、ご入金額の算出方法・手数料率の比較情報をお送りいたします。
・ このページの最後のお申込みフォームからお申し込みください。

(2)お申し込み~ご契約
・ お申し込み後に、(1)の事業者、またはアグリノート・サポートチームからご連絡いたします。
・ ご連絡内容に沿って(1)の事業者とご契約いただき、必要な登録作業をお済ませください。

(3)中干し期間の延長
・ 中干し期間の延長にお取り組みください。

(4)J-クレジットの申請と販売
・ 申請に必要な営農データを事業者に提出してください。
・ 事業者が一括代行して、申請・販売したJ-クレジットの売却益の一部をお受け取りください。

 

≪稲作生産者さま≫
・ 中干し期間の延長と、関連する営農情報の記録
・ J-クレジット申請に必要なデータのご提出

≪カーボンクレジット申請・販売事業者≫
・ J-クレジットの申請業務の一括代行、販売

≪アグリノート・サポートチーム≫
・ お申込みの中でご回答頂いた、ご希望の事業者のご紹介
・ アグリノートでの営農情報の記録、データ出力のサポート

カーボンクレジット申請・販売事業者のご紹介

J-クレジットの申請・販売業務に係る契約は、生産者様と事業者との間での契約となります。
下記の資料を参考に1社を選択し、お申し込みフォームの中でご回答ください。

※事業者がお決まりで無い場合もお申し込みいただけますが、その場合は、後ほどアグリノート・サポートチームより連絡させていただき、お申込み内容についてご相談させていただきます。
※原則、カーボンクレジット事業者との契約は8年間継続されます。

株式会社フェイガー
>>ご紹介資料はこちら(PDFファイルを開きます)

Green Carbon株式会社
>>ご紹介資料はこちら(PDFファイルを開きます)

三菱商事株式会社
>>ご紹介資料はこちら(PDFファイルを開きます)

取り組みにあたっての注意点

・ J-クレジットの申請・販売業務に係る契約は、生産者様と事業者との間での契約となります。当社(ウォーターセル株式会社)は、本募集を通じたカーボンクレジット申請・販売事業者(以下、事業者)のご紹介以降、生産者様がJ-クレジットに取り組むことに関して生じたいかなる事象にも責任を負いかねます。

・ 中干し期間の延長により、収量・品質への影響が考えられます。
※試験的に一部の圃場のみでの取り組みも歓迎いたします。
※農業環境技術研究所から下記のような報告がございます。
「中干しを慣行の日数に対して一週間程度延長することで、平均 3%程度の減収が見られました。中干しの過度な延長には収量減が伴いますので注意してください。一方、多くの地点において中干しの延長によって慣行より登熟歩合が向上し、タンパク含量の低下が認められるなど、収穫したコメの品質の向上されたことが示されています。」(参考※2)

・ 直近水稲2作分の中干し実施期間(中干し開始日、中干し終了日、中干し日数)の確認がとれることが必要です。
※例えば、令和4年に水稲、令和5年に大豆、令和6年に水稲の栽培をした場合、直近水稲2作分は令和4年の水稲と令和6年の水稲栽培を指します。
※アグリノート、またはその他の日報データ等の体系的な記録から過去の記録を確認できることを指します。
※過去に中干しそのものを実施していない(中干し期間が0日)場合でもご参加可能です。
※これまで中干しを実施しているものの記録がない場合は、まずは水稲2作分の中干し記録を取る必要があります。

・ 圃場によって中干し実施日数が異なる場合は、1筆単位で直近水稲2作分の平均値+7日以上の中干し延長が必要です。
※天候などにより延長を達成できなかったとしても、費用の請求などは発生しません。
※中干し延長を達成できた圃場面積分のみ、J-クレジットの申請対象となります(J-クレジットの創出を約束するものではありません)。

・ J-クレジット申請に必要なデータ等のご提供が必要です。

・「見える化」実証事業(参考※3)中干し期間の延長に取り組んでいる場合は申請できません。

・ あるプロジェクトの参加後に別の事業者のプロジェクトへ乗り換える場合、ベースラインが引き上がる(中干しの延長期間が更に伸びる)可能性等があり、注意が必要です。
別の事業者のプロジェクトへ登録した日(詳細は以下*1)の2年前の日以降に行われた中干し延長が本制度の対象となります(2年前の日より前の中干し延長は本制度の対象となりません)。
尚、乗り換える前のプロジェクトにおいて認証を受けている場合、当該期間は乗り換え後のプロジェクトで設定する認証対象期間(詳細は以下*2)から控除されることとなります。

*1)プログラム型プロジェクトとして登録申請を行った日以降で削減活動実績報告リストに記載した入会申込日。
*2)プロジェクトにおいて、J-クレジットの認証を受けることができる期間。
排出削減プロジェクトの認証対象期間の開始日は、プロジェクト登録の申請のあった日若しくはモニタリングが可能となった日のいずれか遅い日。
認証対象期間の終了日は、方法論で別途定める場合を除き、原則として認証対象期間の開始日から8年を経過する日まで。

カーボンクレジット申請・販売事業者の紹介を依頼する

J-クレジットの参加を希望される方は、こちらよりお申込みください。

 

【J-クレジットキャンペーン】
中干し延長取り組みでアグリノート1年無料で使い放題!

アグリノートは、J-クレジットの取り組みにおいて記録の振り返りの際にお役立ていただけます。
本キャンペーンでは、中干し延長によるカーボンクレジット申請・販売事業者(以下、申請・販売事業者)の紹介依頼を希望する方を対象に、アグリノートの有料プランを1年間無料でご提供いたします。

<申込期間>
2024年12月5日~2025年3月31日

<申込資格>
以下の2つの条件を満たす者
・指定のフォームにて申請・販売事業者の紹介依頼を行う者
・指定のフォーム送信時点で、アグリノートの無料プランを利用している者
※:無料プラン利用中に有料プラン申込を行い、その利用料の支払前の方も対象となります。
※:有料プランを利用中の方は対象外です。
※:2025年3月31日までの有料プラン申込が条件となります。
※:キャンペーン適用前に、ご利用者様にて利用料の支払が完了した場合は、申込無効となります。

<特典>
支払完了待ちとなっている有料プランの契約をキャンペーン適用して、無料提供いたします。
指定のフォーム送信と有料プラン申込を確認したのち、1~2営業日以内に、キャンペーン適用を行います。
キャンペーン適用後は「圃場上限:無制限、記録上限:無制限(Lプラン相当)」となります。

<申込方法>
申請・販売事業者紹介依頼フォーム(枠上のボタン)にて、会員番号を入力のうえ、お申し込みください。
その後、弊社にて契約情報を確認し、キャンペーン適用したのち、メールにてご連絡いたします。

<キャンペーン適用の取り下げ>
下記の期限日までに申請・販売事業者との契約締結(プロジェクト入会)を確認できなかった場合は、キャンペーン適用を取り下げます。
期限日:2025年4月30日

皆様のご参加をお待ちしております。

 

《参考情報リンク集》
※1
(令和5年度の認証量)
https://japancredit.go.jp/authentication_committee/data/summary_58.pdf
https://japancredit.go.jp/authentication_committee/data/summary_59.pdf

(令和6年度の見通し)
各申請・販売事業者のホームページおよびヒアリング情報を基に記載しています。

※2
「水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル」(独)農業環境技術研究所, 平成24年8月https://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/techdoc/methane_manual.pdf

※3
見つけて!農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」~温室効果ガス削減への貢献と生物多様性保全への配慮~
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html