導入事例

トップページ 導入事例 GAP GAP認証継続の取組みを通じ、スタッフの意識が向上。 ドローンの活用などさらなるスマート農業の実践へ。

GAP認証継続の取組みを通じ、スタッフの意識が向上。 ドローンの活用などさらなるスマート農業の実践へ。

新潟県村上市農事組合法人 せせらぎ

この事例のポイント!

  • アナログとアグリノートをうまく使い分け、独自のスムーズな管理・運用を実践
  • フィルタ表示を活用して記録を細かくチェック
  • データを出力してグラフ化するなど分析に利活用
農事組合法人 せせらぎ

GAPへの取組みを通じスタッフの意識が向上。安定した管理の継続へ

導入事例にご登場いただくのは2回目となる農事組合法人 せせらぎ様。アグリノートとの出会いは近隣の農業法人さんから「面白いものがある」と声をかけられ、出向いた説明会だったそうです。その後導入いただいてから丸6年が経過した現在、GLOBAL G.A.P.に則った管理を継続されている一方、作業の効率化やより詳細なデータ収集を目指しドローンを用いた生育調査を行うなど、更なるスマート化に向けて取り組まれています。

前回のインタビューから4年。その間の変化やアグリノートの利活用の状況などを伺いました。

アナログとアグリノートの二刀流。最適な使い分けで適切な管理を実現

– 導入事例に2度目のご登場、ありがとうございます。前回お話をお伺いしたのは、GLOBAL G.A.P.の認証を取得されてから間もない頃でした。以後毎年更新されている中で、何か変化はありましたか?

「スタッフの意識が大きく変わりましたね。」

– ライスセンターを見学させていただきましたが、整理整頓されていて、皆さんの意識の高さを感じました。

「スタッフ皆の仕事に対する姿勢が変わったと感じます。アグリノートの使い方(運用)も変わりましたね。以前は私がまとめて記録していたので、記録の入力から確認・管理全般をひとりで行っていましたが、今は記録を入力するスタッフが増えました。」

– 1日の中で、どのタイミングでアグリノートを操作されていますか?

「うちは年配のスタッフも多いですし、スマホを持っていないスタッフもいるので、全員でアグリノートに記録をつけて、作業予定を見るような運用は難しいです。なので、作業指示もアナログです。ラミネートした圃場地図に、今日作業する場所をマークして、作業内容を知らせています。記録は一日の最後にまとめて、入力できるスタッフがしていますね。」

– スタッフ間の情報共有はどのようにされていますか?

「作業予定をある程度先までホワイトボードに書き出しています。それをもとに作業の指示をして、やったことを確認して記録をつける。アグリノートには実績ベースで入れていくことをメインにしています。年間の記録はデータを出力して、エクセルで品種別の比較や昨年との比較などグラフ化して確認しています。そういう部分では情報共有も紙ベースですね。」

アグリノート導入から6年。運用への手ごたえも機能への要望も、より明確に。

– アグリノートを操作する際、よく見る画面、使う機能は何ですか?

「履歴、作業進捗はよく見ています。作業記録はカレンダーからの操作がメインになりました。生育記録も、田植え後の6/1頃から穂肥までの間、10日おきくらいで葉色、草丈、茎数、葉齢など、割と細かくつけています。」

– それでは、アグリノートのどのような点に「便利さ」を感じていますか?

「記録を見る際にフィルタ機能をよく使います。資材や作業者ごとに見たりしますね。自分の作業した内容だけを表示することもできますし、見たい内容を絞って見られるのがいいですね。あれ?何も表示されない!?となって気づくとフィルタがかかったままだったりします(苦笑)。あとは、作業した圃場の合計面積が出るのも便利です。」

– ありがとうございます。それでは逆に使いにくいと感じる点や、改善して欲しい点はありますか?

「複数の圃場で同じ作業を行った際、作業時間は圃場の数で按分されていますが、面積に応じて按分された方が誤差が少なくなり助かります。大きい圃場の方が時間がかかっているはずなので、圃場ごとの所要時間が見えてくると作業予定が組みやすいですし、手がかかる圃場があったら、どことどこを組み合わせて作業するかなどの検討材料になります。とはいえ、手がかかる圃場は、面積が大きいという以外の場合もあるんですけどね。」

– おっしゃる通り、作業時間も面積に応じて按分された方が、正しい作業状況を把握できそうです。面積が大きい、または手のかかる条件がある圃場については、その圃場だけ記録を切り分けてつけていただいた方が、正確に所用時間が見えると思います。運用の参考になさってみてください。

「さきほど生育記録を定期的に付けているとお話ししましたが、データ出力で添付していた画像も出力できるといいですね。生育記録は画像と数値を合わせて確認しているので、画像も出力できた方が便利です。データの出力は活用しているので、作付と出力したい内容にチェックを入れると、その値とグラフが出力できたら理想的です。」

– 長年にわたりご利用いただいているからこそのご意見ですね。アグリノートも進化と改善を続けていますので、ぜひ新機能が公開された際は、触っていただいた感触をお聞かせください。

「機能がリリースされたらアプリにプッシュ通知がきたり、ブラウザ版の画面で目立つように表示してもらえると確実に見られるので、これもお願いします!」

– そうですね。本日は貴重なお話しをお聞かせいただきありがとうございました!

(取材:2020年3月11日)

お客様情報

農事組合法人 せせらぎ

作付
水稲:64ha、大豆:3.5ha、蔬菜:0.2ha
規模
約68ha
従業員
12名
ユーザー情報
サケの遡上で知られる新潟県の最北端・村上市。大朝日岳(標高1,870m)を水源とする一級河川・荒川の清流と、お盆過ぎには10℃も差が出る昼夜の寒暖差、さらに朝日連峰から吹きおろす風が病害虫防除に好影響であるなど、稲作に最適な環境のもと、組合員が一体となって地域の自然の保全と、安心安全なおいしいお米の提供に力を注ぐ。
平成28年にGLOBAL G.A.P.認証を取得。また、平成23年からブランディングを開始し、自社ブランド米「侍米」を生産・販売に取り組んでいる。