こんにちは。アグリノート・サポートチームです。

パソコンブラウザ版の機能リリースを実施し、記録のタイムライン表示に「過去の作付」表示機能が追加されました。
こちらは、ISEKIアグリサポートとの連携において利用可能な『可変施肥田植機の施肥設定』機能の機能追加として、圃場別の前年・前々年の記録の比較表示に対応したものです。

ISEKIアグリサポートと連携してご利用の方は、圃場個別に減肥率の調整を行う際に、過去の作付での作業履歴の行事にタイムラインが追加された状態でご確認いただけます。

また、連携機能を使用していない方も、圃場別の記録履歴の確認画面において、タイムラインを複数年並べて表示し、記録を比較・閲覧していただけます。

圃場の履歴をライムラインで並べて表示。比較・検討が容易に

≪アグリサポート連携≫ 圃場の履歴を表示する

今年1月の機能追加において、圃場個別に減肥率を設定できるようになりました。
今回の「過去の作付の作業履歴表示」は、圃場個別の施肥設定画面に追加された新しい表示になります。

作付の設定［栽培計画］の施肥計画から対象肥料の設定に進みます。

施肥内容を設定する圃場カードの［前作までの詳細を表示］をクリックすると、その圃場の過去の栽培履歴を確認できます。

下の画像は、対象圃場の栽培履歴が表示された状態のイメージです。
画面上の［過去作付表示］をクリックすると、対象圃場の「前作」、「前々作」など遡って履歴が確認できます。

これまでは画面上半分の「前作」「前々作」の施肥内容や収穫内容が確認できるカードのみの表示でしたが、
それぞれの履歴のタイムライン表示に対応し、より細かく作業実績をご覧いただけるようになりました。

複数の作付と紐づいた圃場では、作付を切り替えて詳細が確認することも可能です。

≪ご利用全般≫ タイムラインを並べて履歴をチェック

ここからはISEKIアグリサポート連携をご利用ではない方もご活用いただける、記録のタイムライン表示のリニューアルについてです。

操作メニュー［記録を見る］から作付・圃場をそれぞれ選択すると、対象圃場の記録の詳細が確認できますが、ここでのタイムライン表示において、新たに［過去作付表示］ボタンが追加されました。

上記でご紹介したアグリサポート連携での前作、前々作の記録のタイムライン表示と同様に、［過去作付表示］ボタンをクリックして表示する対象（前作、前々作）にチェックを入れます。

チェックした年のタイムラインが並んで表示され、施肥内容や生育・収穫内容など、記録全般を比較・閲覧していただけます。

今回の過去の作付の作業履歴のタイムライン表示が加わり、ISEKIアグリサポート連携における『可変施肥田植機の施肥設定』機能を活用中の方には、圃場別の施肥計画と設定をより進めやすくなったと感じていただけるのではないでしょうか。

また連携機能をご利用でない方も、圃場別の記録の振返りや前作との比較をしたいときに、複数年の記録のタイムラインを並べて表示する機能が活躍することと思います。
是非皆様のお手元でも、タイムライン表示の複数年表示をお試しください。

引き続きアグリノートをよろしくお願いいたします。

※本機能は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト（課題番号：大D０８、課題名：農業データの一元管理によるスマート農業体系の実証）」（事業主体：国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構）の取り組みにおいて開発したものです。