最初のリスク評価が実は一番難しいのですがとても重要。現在は健康管理も含め勉強会を実施しています。
熊本県宇土市JR九州ファーム 宇土農場
この事例のポイント!
- 圃場、品種ごとに作業履歴が整理され、記録・確認の効率が向上
– GLOBALG.A.P.の認証を受ける取り組みの中で、苦労した点はどのようなことでしょうか。
「一番最初のリスク評価です。今まで考えもしなかった細かいところから全部洗い出すのが難しかったですね。リスクが出揃ってそれに対する対処法を考えるのはすんなり進められた感じがします。」
– GLOBALG.A.P.の認証を受ける取り組みの中で、苦労した点はどのようなことでしょうか。
「事業所としてマニュアルは以前からありましたが、さらにツールづくりがきちんとできたのが大きいですね。怪我などの不測の事態や非常時の対応など、すべきことがわかりやすく文書化されたり必要なところに掲示したり、対処法までできたことで従業員も仕事がやりやすくなったのではないかと思います。」
– GLOBALG.A.P.認証農場として、従業員の指導の面で心がけていることはありますか。
「GLOBALG.A.P.には教育に関する項目も含まれています。毎日の朝礼・終礼、基本的な作業手順の指導はもちろん、健康管理も含め勉強会を実施しています。」
– アグリノートをご利用いただいて1年ほどになりますが、前後ではどのような変化がありましたか。
「アグリノートを使う前は日誌に日々の作業をつけていました。アグリノートを使うことで園地ごとに管理ができています。園地ごと、品種ごとにうまく整理されて見やすくなったのが大きいですね。園地ごとにデータが揃って以前に比べて格段にしやすくなりました。GLOBALG.A.P.の項目にいくつか重要な点があって、記録をつける箇所もたくさんあります。
農薬の散布回数や収穫前日数などが確認できるので、今年の記録をもとに来年の作業スケジュールの計画にも活かせます。記録をちゃんと付けて保存するという点ではとても役にたっていると思います。」